私のいのちだって
捨てたものではないって、思えたのに
今は、また
そんな気持ちはなくなってしまった
よく、知りもしない人からの
人たちの中の
付き合いや連絡だけでなく、
リアルでも、わたしはいらないのではないかと
夜だからやめよう
またにしよう
そうしているうちに
いつも、あさが来た
朝目覚められたことに
動けること
家族が元気なこと
雨風しのげる家があること
着るものも
食べるものもある
お風呂に入れる
当たり前じゃない
あたりまえじゃないんだ
なにをかなしがる
何をほしがる
それ以上
必要なものはない